【ストイベ】2024年8月末開催『孤狼の墓標』 周回編成、PROUD攻略、ストーリー感想

目次

ストイベ『孤狼の墓標』が開催!

2024年8月末のストイベ『孤狼の墓標』。
今回もまた、PROUD攻略と周回編成、そしてストーリーの感想を綴っていきます。

9月の頭に控えている土有利古戦場。
それに伴い注目されるのは、土のブースト武器となってくるわけです。
7月からのフェスで、これまでに新しいリミ武器の実装はなし!
ということは8月末のレジェフェスが、実装されるラストチャンスと言えます!
(ラスト、というと大げさかもしれませんが、古戦場までがリミットと考えれば……ねw)

果たしてどんな武器が実装されるのか? 一体キャラは誰なのか?
そんな楽しみを控えつつ、まずはストイベの感想としゃれ込んでいきたいと思います!

ここ数年、8月末のレジェフェスでリミキャラの実装は1人もいないんですよね。
新キャラとして、セワスチアンのSSRは恐らく間違いないでしょう。
枠があるとすれば1人ですが……うーむ、流石にちょっと想像がつきません。
なんにせよ当日を楽しみにしていきたいと思いますw

イベントマルチ周回&PROUD攻略編成

今回のストイベは、以下の内容で攻略しました。

『ストイベ周回』がVHとEXの兼用。トリプルゼロ4凸+カグヤ4凸。
以前に組み立てた肉集めの編成を完全に流用しています。
フルオートQ召喚のみで周回する形ですね。
(編成の詳細は以下を参照)

最後に『ストイベPD』のパーティは、PROUD攻略用となります。

これも完全に、マグナ3コロイラHLの流用ですね。
フルオートでやってみたら、普通に2ターン討伐できました。
やはりキングハーゼの力は偉大だなぁと……改めてそう思えてなりませんでしたw
この編成について詳しい内容は、以下の記事をご覧くださいませ<(_ _)>

ストーリー感想

さてここからは、ストーリー本編の感想を書いていきたいと思います。

今回の主人公たちは、本当にちょい役です。
殆ど傷ついたシャルロッテのお見舞いとしての役割でしたね。
メインは完全にセワスチアンであり、シャルロッテ率いる聖騎士団が活躍するお話でした。

ポイントはやはり、セワスチアンさんの過去が明かされる点でしょう!

普段はとても温厚で、物腰が柔らかいシャルロッテの『爺や』でありつつ、裏ではリュミエール聖騎士団の影として動き続けるプロ中のプロ。
それこそがセワスチアンという人物像ですが、どのようにして彼がそうなっていったのか?
全6話(+エンディング)中、2話分がセワスチアンの過去話になっており、それだけ彼の過去が深いものであることを示しています。
(本人も「少々長くなります」と前置きしており、実際そのとおりでしたねw)

セワスチアンにもこんな重たい過去があったのかと……それだけでも予想外でした。
終始に渡る爺やさんのストーリーもまた、一味違ったものを感じますね。

セワスチアンの過去

セワスチアンには、元々別の名前が存在していたようです。
その名は『ウォルフ』――物腰が柔らかいどころか、むしろ真逆の一匹狼でした。

まさに『孤狼』という言葉は、若き日のセワスチアンさんを表していたのですね。

不自由のない家庭に生まれ育ちながらも、自らの人生に疑問を抱き、家を飛び出す。
そのまま引かれたレールの上を走ってさえいれば、絵に描いたような貴族に近い生活を送れていたかもしれない。
しかし、彼はそれを望まなかった……。

今のセワスチアンしか知らない人間からすれば、まるで別人のようですね。
けれどあり得ない話ではありません。
人というのは、いくらでも変わる生き物……若さゆえの行動力は凄まじいものですから。
たとえ順風満帆ではなくとも、当時の彼に『後悔』の二文字はなかったのでしょう。
果たしてそれがガムシャラだったからなのか?
それとも気づいていながら見てみぬフリを決め込んでいたのか?

……一つ言えるとすれば、現在の彼は色々な意味で、後悔を背負っているはず。
大切なものをたくさん失った果てに、今の道に辿り着いた。
そこで再び、闘いの世界に投じることになった彼は、改めて腹を括ったと思われます。
自分で自分の墓を建てる……並大抵の覚悟ではできないでしょうから。

アガーテという女性

なんかどこかで聞いた名前だなぁと思ってました。
もしかして、前にグラブルのストーリーでチラッと登場したことがあるのでは?
そう思って軽く検索してみましたが、どうも引っ掛かってきません。
そしてどこぞのpixiv的な百科事典を見て、ようやくその疑問が判明しました。
あぁ、グラブルじゃなくて『アトリエ』だったとw
島を警備している『姉さん』のイメージが浮かんできたわけですね。

……まぁ、それはそれとして、彼女の人生もまた壮絶なものでした。

数年かけて築き上げたウォルフとの関係性も、全ては任務の一環に過ぎなかった。
けれどいつしか、その心は変わっていた。
ウォルフの隣の居心地が良かった……その気持ちは本当だったのでしょう。
そして後悔と謝罪を口にしながら息を引き取った。

これだけ見れば単なる悲劇のヒロインでした。
実際、私も最初にストーリーを読んだときは普通にそう思ってました。
けれど冷静に考えてみると……なんとも哀れな女性だったという感想になりますね。

これがもし、聖騎士団の任務を最後まで全うしていたならば……。
最後まで『ウォルフを利用し続けるためだけの関係』を貫き通していたならば、私もこんな感想を抱くことはなかったかもしれません。
しかしアガーテは、ウォルフに対して『女』の感情を抱いてしまった。
バロールにやられてしまった原因があるとすれば、正直そこしかないと思います。
女としての隙が生じたがために、彼女の人生は潰えてしまった。
言ってしまえば彼女の自業自得な部分もあるかなと。

加えて彼女には娘がいた! 離婚した夫との間に生まれた娘がいたのです。

娘を想い続けてきたことは、恐らく間違いないとは思います。
ところどころで言葉を詰まらせるなど、それらしい描写はありましたからね。
けれど彼女は、それをずっと隠していました。
種明かしを見てから読み返すと、後ろめたさのほうが勝っていたようにしか見えません。
元夫に娘を預けたのも、任務の支障と言い訳をして『逃げただけ』だったのかも。

そしてアガーテの存在は、ウォルフことセワスチアンの心を縛り続けてきました。

結果、利用するという名目は達成していたのでしょう。
しかしその中身は、聖騎士団のそれとは大幅に異なるものとなってしまいました。
ある意味アガーテの存在もまた、腐った騎士団を象徴していたのかも。

結局のところアガーテは、何もかもが中途半端だったのでしょうね。
覚悟しているようでしきれていなかった。
聖騎士団と女と母親……全てをごちゃ混ぜにして、最後はターゲットにやられてしまう。
なんとも哀れな女性だったと、私にはそう思えてなりません。

セワスチアンの意地

彼からすれば『過去のケジメ』なのでしょう。
しかしそれも度が過ぎれば、単なる意地でしかないんですよね。
ただ、彼がそうしたくなる気持ちも、決して分からないものではありません。
周りを振り切ってでも、成し遂げたいものがある。
彼もまた、一人の『男』だったのだと。
どこまでも人間らしい熱さを持った『男』に過ぎなかったのだと、そう思えてきます。

そんな彼の一面が見れたのは、かなり貴重だと言えるかもしれません。
孫同然なシャルロッテに、厳しく説教される場面も含めて。

アガーテとの違いは、まさにそこだったと私は見ます。
彼女には、こうして説教してくれる存在が、恐らく一人もいなかったのでしょうから。
セワスチアンには、ちゃんと道を正してくれる人たちがいた。
そのおかげでラストバトルにおいて、ギリギリのところで立ち直れたわけです。

彼の人生もまた壮絶なもの。
しかし彼はちゃんと、本当の意味で大切な存在と過ごすことができている。
それがなによりの『宝』と言えるのかもしれませんね。

コーデリアとアガーテ

これは普通に驚かされましたね。
「なんでコーデリア?」と思いきや、まさか彼女に大きな秘密があったとは……。

自分の部下が、過去に自分が愛した女の、実の孫娘だった!

それを知ってしまったセワスチアンが大いに動揺するのも、致し方ないというものでしょう。
しかし、彼女はあくまで『コーデリア』であった。
アガーテのようにやられてしまうほど、彼女は決して弱くはなかったのです。

これもひとえに『かけがえのない仲間』がいたからなのでしょうね。
ブリジール、バウタオーダ、そしてシャルロッテ団長。
セワスチアンも含め、彼女たちの存在がコーデリアをしっかりと強くしていた。
アガーテのような哀れな最期を迎えず、敵に一矢報いた後、素直に下がることができた。

祖母がどうしても手に入れられなかったものを、孫娘はしっかり手に入れていた。
そんな構図も成り立つのではないかと、私には見えてきますね。

バロールの嫉妬

男の嫉妬は醜くて粘っこいとは、まさにこのことですねw

恐らく彼は、悪い意味で『子供』だったのでしょう。
至って正気でありつつ、相手の言葉に聞く耳を持とうともせず、頭に血が上りやすい。
そして自分のために残酷なことを平気でする。
そんな『子供』のまま大人に成長してしまったのが、バロールという男だったように見えます。

ゆえにシャルロッテの指摘は、至極もっともだと思います。
全てはその男の逆恨み……確かにそれ以上でもそれ以下でもありませんねw

だからこそ彼は何も『変わらないまま』でした。
自分の思いどおりにならないと力でねじ伏せる……そんな子供じみた正義を貫いていました。
故に彼は数十年の時を経て強くなり、そして全てに負けたのです。
正直、実に勿体ないことをしたものだと私は思いました。
何故なら彼は、『力を得る才能』自体はちゃんと備わっていたのですから。
それが間違った方向に進んでしまった末路がこれだとすれば、なんとも虚しいものです。

聖騎士団とシャルロッテ団長

昔の聖騎士団は腐り果てていたらしいです。
貴族のお坊ちゃまが金や立場にものを言わせて立場を得る。
異世界ファンタジーものとしては、実によくある話と言えるでしょう。
それはグラブルの世界でも例外ではなかったようです。

しかし何十年とかけて改革したおかげで、聖騎士団も大分変わったと見えます。

可愛い団長にメロメロになる部下の騎士たち。
これが昔は腐り果てていたとは、とても思えませんねw

バウタオーダさんのツッコミもなかなかのものですw
彼のような部下がいるからこそ、シャルロッテ団長の存在を引き締まらせている。
なかなかに良いチームだということを表していると思いますね。

まとめ

というわけで、2024年8月末開催のストイベ感想記事でございましたー♪

遂に明かされたセワスチアンの過去!
それはまた壮絶であり、悲しさを背負って生き続ける『男』の姿が表現されていました。
歳を重ねた男の強さというのは、どこの世界でも輝いて見える。
今回のセワスチアンを見て一番に思えたのは、そんな部分だったと言いたいですねw

それでは、また(⌒ー⌒)ノ~~~

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