【比較】クリスタはPROとEXのどっちを買うべきか?

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クリスタのグレード比較

クリスタ(CLIP STUDIO PAINT)には、三つのグレードがあります。
DEBUT、PRO、EXですね。
この三つの中でどれを選べば良いのか……迷っている人もいるんじゃないでしょうか?

今回はクリスタのグレードを比較しつつ、おススメを解説していきたいと思います。
少しでも皆さまのご参考になれば幸いにございます<(_ _)>

  • マンガ作家ならEX一択。殆どイラストだけならPROでも良い。
  • DEBUTは基本的に考える必要なし。
  • どのグレードを選ぶにせよ、アップデートはどうしても有料になってくる。

PRO(イラスト中心向け)

グレード『PRO』について、公式では以下のようにおススメされています。

簡単に言えば、イラストがメインであればPROがおすすめということになりますね。
これは本当にそのとおりと言えるでしょう。
実際、利用シーンによる各グレードの比較画像が以下となります。

こうして見るとEXが一番なんでもできますね(当たり前ですが……w)
しかしよくよく確認してみると、PROでも出来ることはかなり多いことが分かります。

上記画像のように、基本的な機能はPROでも十分に使えることが分かります。
難しいのは『複数ページ関係』くらい……要はマンガ制作で使う機能ということですね。
イラストを描く程度であれば、何の問題もないでしょう。

現に私はPROをずっと使っておりますが、困った場面は一度もないですね。
創作でマンガがメインであれば話は別だったと思いますが、幸いなことに違うので。

EX(同人、プロを含むマンガ作家向け)

グレード『EX』について、公式では以下のようにおススメされています。

公式サイトが既に『マンガ制作』という観点で推しているんですよねw
続けて『プレミアムな機能』と称して、公式が以下のように機能を紹介しています。

ザッと見ただけでも、本当に『マンガ制作向け』の機能ばかりだということが分かります。
プロのマンガ家さんは勿論のこと、同人作家の人にも魅力的でしょうね。

ただ裏を返せば、漫画を描かない人には旨味が減少するということです。

マンガを描く人にはメリットが大きく、それ以外の人にはメリットがやや小さい。
EXを簡単に言い表せば、こんな感じとなります。

しかもEXは、PROに比べると極端に値段が跳ね上がります。
何も考えずに購入してしまえば、後悔の道を辿ることは避けられません。
自分の創作環境と相談し、よく考えた上で選ぶことが大事ですね。

DEBUT(最低限の機能のみ)

そもそもDEBUTは、単体で購入すること自体が不可能となっています。

上記のように、公式サイトにもしっかりと注意書きが入っています。
ならばDEBUTは一体、どうやって手に入れるのか?
主に以下の2パターンに分かれます。

  • pixivプレミアム(有料プラン)に加入する。
  • クリエイター向けPC(GALLERIAなど)を購入した際に同梱される。

基本的に上記のどちらかが満たされれば、クリスタDEBUTを触ることができます。
しかしDEBUTの機能は、本当に最低限しか使えません。
辛うじてイラストを描くことができるのみです。
(DEBUTの場合、ASSETSに登録されている一部素材も使えません)

上記条件を自然と満たしていて、物の試しに触ってみたいならば良いと思います。
しかしわざわざ狙って選ぶ選択肢はないと言えるでしょう。
最初からPROないしEXのどちらかを選ぶ……それが基本だと言えますね。

まとめ

というわけで今回は、クリスタのグレードを私なりに比較してきました。

クリスタもPhotoshopほどではないとはいえ、決して安い買い物ではありません。
自分の創作するタイプに合わせて、慎重に選びたいところです。

総合的な結論を申し上げれば、以下のようになってきます。

PROが向いている(PROで良い)人
  • マンガは基本的に描かず、イラスト(一枚絵)が描ければそれで良い。
  • 簡単なグラフィックデザイン(画像編集など)を行いたい。
EXが向いている人
  • マンガ制作がメインで、より快適にたくさんのマンガを描きまくりたい。
  • アニメーション制作をしっかり行いたい。
DEBUTでも良い人
  • ライセンスが自然と手に入り、とりあえずイラストを描いてみたい。

やはり『マンガをガッツリ描くかどうか』が、大きな判断の基準になってくるでしょう。
幸いなことに料金を払えばアップグレードは可能です。
まずは試しにPROから始めて、機能不足を感じたらEXにすれば良いと思いますね。

ただしEXにする場合は、料金が一気に跳ね上がる点に要注意です!

クリスタの中でも最高グレードなだけあって、料金も割と容赦がありませんw
やっぱりいらなかった、ということがないようにはしたいですね。
しっかりと中身を吟味しつつ、より良いイラスト創作の環境を作っていきたいものです。

それでは、また(⌒ー⌒)ノ~~~

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