【ネタバレ】機動戦士ガンダムSEEDFREEDOMを見てきた感想(再掲)

この記事は2024年1月30日に、私のpixivFANBOXで公開した記事の再掲となります。
WordPress形式に多少カスタマイズしていますが、内容の変更はありません。

目次

機動戦士ガンダムSEED FREEDOMの感想

毎度どうも、壬黎ハルキです。
今日は劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』を見てきました。
その感想をサラッと綴っていきたいと思います。
(ネタバレを含みますので、そこはご注意くださいませ!)

観に行くキッカケは、シン・アスカが活躍すると聞いたから

そもそもこの映画、最初は見るつもりはなかったんですね。
アニメのSEEDシリーズは確かに見ていたんですが、もう流石に二十年近く前という完全なる『過去』となっていました。
なによりSEEDの続編である『DESTINY』に対して不満が大きく、SEEDシリーズに対してガッカリした気持ちがくすぶっていたのです。
だからSNSなどで皆の感想を眺めるだけでいいかなーと、最初は思ってました。
しかしいざ公開が始まり、流れてきた感想を見て考えが変わりました。

シン・アスカが可愛かった。シンが活躍している。後半でシンが無双etc……

映画ストーリーはキラとラクスが中心。これは間違いないことは分かっていました。
それでもシンが活躍していたという情報は見逃せませんでした。

つまりそれくらい、私はシン・アスカというキャラが大好きなのですw
DESTINYの不満もそこだったんですよね!

ガンダムSEED DESTINYに対する大きな不満

特に最終話(HDリマスターでは49話に相当)のエンドロールですよ!
ずっとシンがクレジットでトップ扱いだったのに、いきなりキラとアスランに押しのけられて、しれっと三番目に配置……いやいやいや! なんですかこれは、と!
確かに段々と悪役的な役割になってましたけど!
それでも主役扱いとして、これまでずっとやってきていたはずでしょう、と!
だからこそ敗北は仕方がないにしろ、最後のクレジットでトップを押しのけられるという仕打ちはあんまりだと、私は思うんですよね。
当時はそれを見て、かなりショックでした。なんだったら割と本気で眠れなかったですw

ぶっちゃけ、キラよりもシンのほうがキャラとしては好きなんですよね。
闇の深さはハンパないですが、それはあくまで環境がそうさせたからこその話。
基本は単純な素直な子供っぽさを持つ少年だと思うのです。
それ故にDESTINYでは、上手いこと利用されてしまったんだろうなぁ、と思えてならないのが、なんとも歯痒い話です。

そんなシン・アスカが、映画では活躍する――これは見てみたいじゃないか!
というわけで急きょ見にいくことにしました。

まさにザ・ガンダムSEED的な映画!

基本的に私はネタバレを気にしないタイプです。
事前に感想をチェックし、映画ストーリーの大筋を把握した上で映画館へ。
そしていざ見てみたところ・・・良かったですねぇ、全体的にw
一言でいえば、まさに『ザ・ガンダムSEED』という感じの映画だったかなと。
アスランの出番がちょっと少なめでしたね。第一声も中盤の終わり近くで、ようやくというところでしたし。
しかしここぞというところで、しっかり美味しい出番を飾ってはいました。
何気に味方側では、一番ブレていない最強キャラでしたねw
ウジウジするキラを殴りながら説教する場面も、彼だからこそできた感じでしょう。

主役であるキラ・ヤマトの描かれ方

キラもまた、絶妙な描かれ方をしていたと思います。
最強だけど脆い……要はそんな感じでした。
強さを得たからこそ失っている。誰もが陥りやすい欠点を、彼の場合は冒頭からしっかりと表現されていました。
自分一人で全てなんとかしようとする。そんなことはできっこない。
頭がいい人間であればあるほど、そうなりやすいのかもですね。
ある意味、シンとは正反対かもしれませんw
もしかしたらキラとシン、二人を足して二で割るとマジで最強の存在になるとか?
ちょっと考えすぎでしょうかねw

シン・アスカがデスティニーで無双する!!

そしてシン・アスカですよ!
心なしか意識して、彼の出番が多く設けられていたようにすら感じましたw

それくらいシンにもスポットが当てられていたんですよね。
(まるでDESTINYのうっ憤を晴らすかのように・・・いやいやw)
キラを慕いつつ、相手の挑発に乗って敗北し、同僚に見下され、恋人のルナにボコられながらも愛される(言い方はアレですが、劇中では実際そんな感じですw)
最初は新型ジャスティス(イモータルジャスティス)に乗りつつも、活躍はそこそこ。
しかし後半戦、テスト用に改修して保存していたデスティニー(デスティニーガンダムSpecⅡ)に乗ってからは、本来のシン・アスカが戻ってきました。
実際に本人も『デスティニーさえあれば!』とワクワクしてる様子でしたしw

大体こういうときって、活躍するかと思いきやそうでもないパターンも、残念ながら少なくはなかったりするんですよね。
しかも最終決戦に乗っていたデスティニー(フリーダムやジャスティスも含む)は、言ってしまえば『型落ちVer』だったので尚更といえます。
しかしシンくんは、そうではありませんでした!
本作のゲストキャラであり敵でもある『ブラックナイツ』4人を単身で撃破
(正確には1機は別キャラが撃破していましたが・・・)
兵器の強さ頼りではなく、シンが持つ本来の能力そのものによって、型落ちMSで相手の最新兵器に無双するその流れは、なんとも痺れるものがありますw
特にデスティニーガンダムは、DESTINY本編でもかなり後半での登場でした。
DESTINY後半~終盤は、状況的にシンたちがデュランダルに利用されている場面が強かったため、気持ちのいい活躍は正直殆どなかった記憶しかありません。
だからこそ、この劇場版でデスティニーが大活躍したのは、個人的にメチャクチャ嬉しくてたまりませんでしたねw
相手の仕掛けてきた洗脳攻撃も、しっかりとステラの幻影が守りましたし。
それこそがシンの持つ『闇深さ』という名の強さの象徴であることも、しっかりと表現されていたと思います。
現にブラックナイツたちもビックリしてましたからねw
コイツ闇深すぎだろ……いやいや、そんなもんじゃないですよ、シンくんはw

本作におけるシン・アスカのキャラクター性

あと個人的に、シンが無邪気な子供っぽさを出していたのも良かったです。
何気に周りから愛されていたのも含めて。
ルナからもちゃんと『好き』だと認定されていたのも良かった。
正直、そこは少し不安だったんです。
DESTINY終盤でくっ付いた二人でしたが、言ってしまえば傷の舐め合いでしたからね。
本編終了後、関係が解消されても不思議ではないレベルでした。
しかしちゃんと続いているどころか、しっかりと本当の関係に昇華していたようでなによりでした。
普段は強気な姉と子供っぽい弟のような。
それでいてちゃんとシンを男として認識しているルナマリア・ホークもまた、強い女子としてカッコよかったですね。

ギルバード・デュランダル議長も何気にラスボス?

そして本作のラスボスはオルフェですが、本当のラスボスはデュランダル議長だったんじゃないかと私は思います。
キラの回想にて、要所要所で『池田秀一ボイス』が炸裂していましたw
なんか最近、この人の声をたくさん聴いているような気がします。
とある赤髪海賊しかり、どこぞのニット帽のFBIしかり。
実際、EDのクレジットでも、名前付きキャラでラストにいたのがデュランダルでしたからね。
本作の重要ワードの一つもデスティニープランでしたし。
デュランダル議長の回想シーンが出る度に、思わずニヤリとしてしまったのは、私だけでしょうか?

シン・アスカの存在感は大きかった

確かに本作の主役は、キラ・ヤマトで間違いないでしょう。
ですが主人公という意味では、キラとシンの二人といっても過言ではなかったようにすら思えます。
しつこいようですが、それくらいシンの出番が多かったんですよね。
制作側にどんな思いがあったのかは計り知れませんが、シン・アスカというキャラが好きだった一人としては、正直メッチャ嬉しい限りではあります。
むしろシンがいなければ、本作はただひたすら暗い作風になっており、見ていて息が詰まるレベルだったかもしれません。
それくらい彼の存在は、何気に大きなものだったんじゃないかなと。

……私がシンのファンだから、そう思っているだけといわれれば、何も言い返せないんですけどねw
とにかくまぁ、シン・アスカの活躍っぷりは見事なものだったということです。

これを確認するだけでも、映画を見る価値はありますよ!

最後に

・・・というわけで、映画ガンダムSEEDの感想でございました。
なんか殆どシン・アスカのことしか言ってなかったような気がしますが、まぁそこはご愛嬌ということで一つよしなにw

それでは、また(⌒ー⌒)ノ~~~

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