【ストイベ】2024年5月末開催『さむらい道中 ~凶鳥の泪~』 周回編成、PROUD攻略、ストーリー感想

目次

ストイベ『さむらい道中 ~凶鳥の泪~』が開催!

2024年5月末のストイベ『さむらい道中 ~凶鳥の泪~』。
今回もまた、PROUD攻略と周回編成、そしてストーリーの感想を綴っていきます。

イベント開始は19時でしたが、私が読み始めたのは22時あたりからでした。
実は最近、ずっとモンハンライズをやっていて、そっち関連でも少しブログを書きたいなぁと思い、画像など素材を集めるのに夢中となり……。
えぇ、そうです。今回も危うく初日を見逃しそうになってましたw

まぁでも、こっちはこっちで毎月恒例の大事なイベントではありますからね。
なによりWordPressにしてから、まだほんの三ヶ月ちょい。
貴重なブログ記事のネタとなりますからね!
(こんなハッキリ言ってしまっていいのかどうかは分かりませんが……w)

来月(6月)は闇古戦場ということで、レジェフェスが楽しみでもあります!
闇のブースト武器がそろそろ出てくるんじゃないかなと。
……まぁ、一人はSSRの風ミリンで確定っぽい気はしてますけどねw

イベントマルチ周回&PROUD攻略編成

今回のストイベは、以下の内容で攻略しました。

『ストイベ周回』がVHとEXの兼用。トリプルゼロ4凸+カグヤ4凸。
以前に組み立てた肉集めの編成を完全に流用しています。
フルオートQ召喚のみで周回する形ですね。
(編成の詳細は以下を参照)

最後に『ストイベPD』のパーティは、PROUD攻略用となります。

古戦場のHELL150で使っていたパーティを、そのまま持ってきました。
ネハンとマナダイバーの力が強く、3ターンで決着!
恐らく編成次第では、1ターンキルもできるような気はします。
……まぁ、私は面倒なのでしませんけどねw

ストーリー感想

さてここからは、ストーリー本編の感想を書いていきたいと思います。

メインは侍キャラのミリンとシオン。
この二人が大きく関わってくるのは間違いないんですが、あくまでストーリーのメインキャラとして活発に暴れまわる程度でしたね。
むしろゲストキャラクターで終始ストーリーが成り立っていた感がありました。

テーマは見た目どおり『侍』と『忍者』であることは確かです。
しかしその中身は、ドラマなどでよくある『組織の上層部の汚れ』の描写が際立っていました。
更にそれを通して描かれる『現実』……別の意味で生々しい感じだったかなと。

単なる侍ものや忍者ものと思って読むと、ちょっとポカーンとしてしまうかもしれません。
今回は何気に社会性の大きさも含まれたストイベだったと思いましたね。

まさかの忍びギャル現る!?

メインゲストキャラクターは、忍び女子の『さと』さんです。
しかもまさかの『ギャル』ときました!
いや、まぁ言動がそれっぽいってだけの話なんですがね。
(……そもそもギャルの定義自体、あまりよく分かってない感じでw)

ギャル(gal)

女の子。若い女性。特に、明るく社交的で、流行ファッションを取り入れるなどの行動を通じ、感覚を共有しようとする女性についていう。

コトバンクより抜粋

こうして検索してみると、当てはまっているようで当てはまってない気もしますねw
特に『明るく元気』という部分ですよ。
どちらかというと、ダウナー系に近い感じなんですよね。
声も低めでぬぼーっとしたような……正直一瞬、黒沢ともよさんかな、と思ったほどです。
(普通に黒沢さんの声でもしっくりくるような気はしていますw)

何はともあれ、色々な意味で『新しい忍びキャラ』が登場したのは確かかなと。
こんな忍びもアリかもなぁと……正直、個人的には思ってますね。

ゲストキャラクターがまさかの……?

さて、そんなゲストキャラクターのさとさんですが……中盤で裏切りましたw
というよりも、最初に主人公たちが会っていた彼女はニセモノで、本物のさとさんは、中盤でようやく初対面を果たすというまさかの展開に……。

……これはこれで新たなパターンを放り込んできたものですねw
ただ妙にゲストキャラとの交流がサクサク進むという、妙な点がないわけでもなかった。
普通なら色々と手探りな展開になるのに、なんかあっさりしてるなぁと。
おまけにプロローグで、シェロちゃんも言ってましたからね。
なんだかきな臭いものがあると。

そんなシェロちゃんの悪い予感も当たっていたわけです。
件の依頼者も、敵さんが化けていたんですから。

しかしそれもまた、忍びらしいと言えばらしいです。
化けて相手を騙して陥れるのは、忍びの常套手段の一つですからね。
(忍者アニメこと『忍たま乱太郎』でも、様々な忍者がよく使っていた手ですしw)
冒頭から読者を騙してくる……私はしてやられた感じですね。
流石にグラブルでそんな仕掛けはないだろうと、勝手に思い込んでいたので。

種明かしを聞いてしまえば、なんてことないシンプルさ。
だけど何も考えずに見ていれば騙されてしまう。
そこらへんのさじ加減は、個人的には普通に良かったんじゃないかなと思いましたね。

忍びという名の裏組織

今回出てきた忍びは、それまで見てきた忍びとは全然違うものでしたね。
端的に言えば『裏社会の汚れ役』そのものです。
それも詐欺師じみたやり方で、散々『手下』を利用するだけ利用し尽くした上で。

こういうところは、妙に現代っぽいなぁと思わされますw
長い年月をかけて築き上げられた組織が、全て良いものとは限らない。
むしろどこかしら腐敗している部分があって然るべき。
完璧な歴史を築き上げた組織など、どこにも存在しないのかもしれませんね。
小さなウソで上手く周りと渡り歩くケースなんて、日常茶飯事もいいところですし。

そして、そのせいで誰かが大きな被害を被ったとしても気づかれません。
大きな組織の頂点からしてみれば、その被害者のことなんざ、ほんのひとかけらの存在でしかない。
だからあっさりと見逃されてしまうわけですね。
高台に立っている人は、高台の下にいる人のことなんて見えてないんですから。

そんな組織の闇における描写が、今回は際立っていたように見えます。
長年そうしてきたからそれこそが正解……トップであるほど、その考えが根付いてしまう。
それもまた、致し方ないものなのかもしれませんね。

だからと言って、許せる問題ではないのも、また確かではありますが……。

ユズリハの覚悟

そんな今回の黒幕は、忍ノ里の衆長であるジンナイと言えます。
まさに絵に描いたような悪人と言ったところでしょうか。
自分たちの利益のために、自分の家族すらも平気な顔して徹底的に使い潰すんですから。

しかし、彼の娘であるユズリハさんの目もまた、節穴ではなかった。
そして彼女もまた被害者でありつつ、ジンナイの娘だと思わされる部分も大きいです。
自分の目的のために、主人公たちを利用したわけですからね。
しかも本来抱いていた結末は、自分自身の『死』であり、恐らくただひたすら、それを果たすことしか考えていなかったでしょう。

まぁ、事情を考えれば分からなくもありません。
しかし改めて整理してみると、彼女の行動もまた、身勝手に部類されてしまうのかなと。
ジンナイの悪が際立ち過ぎており、なおかつ彼女の描写が少なかったため、パッと読んだだけでは分かりにくい感じですけどね。
少なくとも私が見る限りでは、彼女も立派な『ジンナイの娘』だと言えますね。
彼女が抱いていた覚悟だけを切り取れば、確かにそれ相応のものだったとは思えますが。

幸いだったのは、ジンナイほどの根っからなものではなかった点かな?
恐らく亡くなった母親に似たのか、根はとても良い人物の様子。
彼女の狂乱とも言える壮大な覚悟もまた、育った環境が作り上げてしまったとも言えそうです。

全てが片付いたことで、ようやく彼女も本当の人生を始めることができた。
そう捉えても良いような気はしてきますね。

利用され続けてきた復讐者の結末

今回のラスボスはコタロウこと鵺。
しかし彼もまた、何代も前から利用され続けてきた一族の末裔でした。

ラスボスと化したのも、彼自身がジンダイに対する復讐を遂行するための暴走。
それまで積み重ねてきたものが大き過ぎたため、なんとか穏便に事を運ばせるというのは、恐らく不可能に等しかったことでしょう。
暴走を止めて無事に復活できただけでも、普通に良かったのではないでしょうか?
エピローグを見る限り、彼もまた普通の忍びとして、平穏に生きれるようになったみたいですし。
彼もようやく、本当の人生を歩めるようになったと言えそうですね。

輝ける理想と過酷な現実

そしてもう一つ、ミリンとシオンさんは空気だったかというと、そうではありません。
二人が抱く『侍に対する気持ち』も、今回のストイベ内で強くピックアップされていました。

誰しも夢は抱くもの。しかしその夢が現実とかけ離れているケースもある。
そうだったとしても抱き続けるのかと。
これは現実でも、思いっきり突き刺さってくれる言葉ですよねw
いつの時代も現実は過酷です。簡単に極められる道なんて、一つもありはしません。

それを問いかけられたミリンとシオンさんも、一瞬だけ迷いは見せました。
しかし二人とも、それぞれ自分なりの答えを持っていました。
少なくともちゃんと考えている。侍に対する気持ちは確固たるものだと。

だからこそミリンもシオンさんも、今回のストイベでは一変たりとも揺らいでませんでした。
立派な強者として、見据えるべき敵をはき違えることなかった。
それこそが今回のエンディングに繋がったのだと、私は思っています。
二人の純粋なる強き想いが、やとさんと鵺を救い出した。
更にそこから、ユズリハの命もちゃんと繋ぎ止められたのではないかなと。

表向きは、腐敗しきった忍ノ里からユズリハたちを助け出すこと。
しかしその裏では、理想とかけ離れた現実に直面した際、立ち向かえるのかどうか?
それを問いただされる場面が強調されていましたね。

なんとも社会性の強い裏テーマだなと、読んでいて妙に感心させられました。
他人事ではない内容を、また上手くストーリーに仕込んだものだなと。

そこらへんも含めて今回のストイベ……なかなかに良かったんじゃないかと思いましたね。

まとめ

というわけで2024年5月末開催の、ストイベの感想記事でございました!

今回は珍しく、シンプルにハッピーエンドでしたね。
これまでは何かと後味の悪さが付きまとうケースが多かっただけに、エピローグを読み終わった時は別の意味で拍子抜けしてしまったほどですw
……いえ、これはこれで十分に良いことではあると思いますよ?
ただちょっとここ数ヶ月、ストイベ内で暗さと粘っこさが際立っていた感じでしたからw

ユズリハさんも鵺も、またどこかで登場するかもですね。
忍ノ里を舞台に、ちょっとしたコミカルなストイベも呼んでみたい気がしますw

それでは、また(⌒ー⌒)ノ~~~

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