【パトロンサイト】pixivFANBOXはブログ代わりになるのか?

目次

クリエイター支援サイト(パトロンサイト)について

クリエイターが設定した月額料金を支払う形で、対象のクリエイターを支援するサービス。
要はファンの方々に、投げ銭という名の課金をしていただくわけですね。
pixivFANBOXFantiaがその筆頭と言えるでしょう。
ほぼ文章限定ですがnoteもそうですね。設定された月額料金を払って有料記事を読む形です。

pixivFANBOXの概要

ちなみに私もpixivFANBOXを利用しています。
一時期は二次創作小説の先行公開を支援者限定で行っていて、そこそこの支援者が集まり、投げ銭をいただいておりました。
収益があるというのもそうですが、なにより支援者が付くという事実に嬉しさを感じましたね。
月額プランにわざわざ入っていただくということは、それだけ注目してもらっているなによりの証拠。自然と創作活動の意欲も増すというものですw

有料記事だけでなく、無料記事も作れる!

これだけ見ると収益化専用サービスと思われがちですよね。
しかしながら、ちゃんと無料で使用できる部分も用意されているんです。

私が利用しているpixivFANBOXでも支援者限定の他、全体公開という設定があります。
要は支援していない人でも自由に閲覧できるという意味ですね。
pixivというとイラストや小説というイメージが基本だと思われますが、FANBOXにはブログとして投稿できる機能もあるのです。
それを全体公開に指定すれば、実質無料ブログの更新という形が取れるんですね。
(FANBOXにコメントする場合は、pixivのアカウントが必要となります)

FANBOXはあくまで『pixiv』の一種!

ブログとありますが、システム上はあくまでpixivという投稿サイトの一種に過ぎません。
文章を書きながらその場で画像を挿入する……その作業のしやすさは、これまでのブログ作業に比べると楽なんてものではなかったのですw

というわけで私は、新たなFANBOXをブログ更新場所とすることに決めました。
無料ブログで更新していた内容を、FANBOXで行っていく。
それを通して色々と感じたこともあったので、今回はそれを感想として語っていきたいと思います。

ちなみに2024年現在、FANBOXでのブログ更新は行っておりません。
この『Clock Leaf』にブログ内容を移したからなのは、言うまでもないですよねw

pixivFANBOXを活用してみた感想

まず軽く前述したように、画像のアップがとにかく楽なんです!
今まではサーバーに画像をアップロードして、そこから挿入するという形でした。
しかしFANBOXは、文章を書くその場で挿入ボタンをクリックし、PC内に保存してある画像を選ぶだけという、なんとも分かりやすいものです。
投稿サイトのような簡単さには、思わず驚きましたね。
もうブログの更新ここで良いじゃん……そう思うのも自然だったような気がしていますw

そんな感じで記事の更新のしやすさに惹かれ、私はFANBOXでのブログ更新に切り替えました。
結論から言えば、FANBOXが楽しくなったことを覚えています。

当時はpixivで二次創作小説の更新を続けていた関係で、FANBOXの更新も精力的に行っていました。
FANBOXに更新されるブログ記事は、言わばプライベートの挿し込み的な感じがしており、FANBOXを更に盛り上げる良き素材になるんじゃないかと思っていました。
勿論、ブログ記事は全体公開(誰でも見れる)扱いを徹底していき、更新を続けていきます。

そして約2年後……いい加減に実感したこともあります。
まぁ、割とすぐ気づけよ、っていうレベルのものでしかないんですが……w

それが主に、次に挙げる二つとなります。

SEOがほぼ全く見込めない

これは殆ど間違いないです。検索してもGoogle先生に基本引っ掛かりませんw

やはりあくまで支援者のためのサービスサイトだからでしょうね。
SNSやpixivで『更新しました』とでも言わない限り、閲覧者が来ることは基本ないでしょう。
私の場合はX(旧Twitter)で告知しましたが、効果はあまりなかったかも……。
誰でも閲覧できますとは書きましたが、裏を感じてしまう可能性は否定できませんw
そもそもFANBOX自体、普通のブログではありませんし。

2年ちょい続けてきましたが、正直言って反応が良くなることはなかったですね。
わざわざFANBOXをブックマークする人もいないようです。
そもそも内容的に見ている人がいない、という可能性もありそうですが。いや……むしろそっちのほうが高いような気がしますねw
まぁ、どちらにせよ結果が結果であることに変わりはないんですけど……。

私も最初は気にしないタイプだと思っていたんですが、どうやらそうではなかったようで……w
検索に引っ掛からないと分かった途端、ちょっと疑問に思うようになりました。
(いや、だからもっと早く気づきなさいって、私……w)

ちゃんとしたブロガーを目指す人からすれば、もはや死活問題も同然でしょう。
これだけでもFANBOXはブログにならないと判断できるかもしれません。
……まぁ、そもそも『それ以前の問題だろ』と言われてしまえば、それまでなんですがw

文字の装飾や画面のカスタマイズが殆どできない

これは人によると思いますが、物足りないと思う人は避けられない問題ですねw

見出しや太文字くらいは流石にできますが、本当にそれだけです。
文字の色替えすら全くできませんw
一応、リンクを張ることは可能ですが、本当に最低限の形だけですね。
本当にただ文章を打ち込んで画像を貼り付けられる……それ以外は求めるなって感じです。

画面のカスタマイズも、ほぼほぼできないに等しいです。
ヘッダーに画像を載せる程度ですね。
少なくとも他のブログみたく、自分好みに画面を装飾させることは基本不可能。
そう認識していただいたほうが良いかと思われます。

逆にそんなシンプルさが良い……なんて人もいたりするかもしれませんねw
いずれにせよFANBOXに、余計な機能は一切付いていません。
ある意味で道をブレさせることなく、本来の設計を保っているとも言えそうです。

あくまでFANBOXは『パトロンサイト』である

pixivFANBOXの画面設定において、カスタマイズできるのは以下のとおりです。

  • プロフィールの文章作成
  • 支援プランの設定
  • ポートフォリオ(イラスト、動画、音楽)
  • SNSや自分のpixiv、個人サイトなど、外部サービスへのリンク

……こうして見ると、本当にFANBOXはクリエイター支援サイトなんだなぁと思いますね。
まぁ、当たり前の話ではあるんですがw
やはり本当の意味でブログ代わりにするのは厳しい……そう言わざるを得ませんねw
あくまでオマケ程度の仕組みだと思っておくべきでしょう。

単純な文章を書くだけであれば、FANBOXではなくnoteのほうが良さそうです。

ブログだったら、むしろあっちのほうが効果的かもしれませんねw
実際、noteのアカウントを持っている人も多いですし、フォロワーを増やせる期待度もあります。
上手く活用すれば有料記事を作り、収益を確保できる可能性もありますよ。

ちなみに私はnoteを活用する気になれず、登録してすぐに辞めてしまいましたw

noteも画像を載せるくらいは、普通にできるんですけどね。
如何せん『……』の表現が良くなくて。アンダーバーみたく文字の下に行くんですよ。
FANBOXのブログでも、それだけがずっと気になっていたんですよね。
その点、WordPressは普通に使えるので嬉しいです。

……もしかしてそれが一番の理由か、と聞かれそうな予感がしてきました。
とりあえず『割と間違ってない』とだけ答えておきますw
(あと、WordPressでのブログ作成に大きな興味も抱いてしまった、というのも大きいです)

noteは本当にアカウント登録するだけで、すぐに文章更新を始められます。
ただ、Google先生にちゃんと検索されたいなら、殆どWordPress一択になるでしょうね。
(それでもFANBOXに比べれば、検索に引っ掛かりはしますけど……)

まとめ

ここまでpixivFANBOXをマイナス的に書いてきましたが、それはあくまでブログとして!
イラストや漫画の支援者限定公開であれば、FANBOXのほうがおススメです。
pixivでフォロワーをたくさん得ているのであれば、尚更です。

私の場合はpixivのアカウントがあったため、すぐにFANBOXを始められたんですよね。
(多少の設定はしましたが、本当に簡単な感じでした)
オマケに新しいアカウント情報が増えなくて済んだというのも大きいです。
アカウント管理が楽というのは、割と大事なことだと思いますw

まぁそれでも、もう少しちゃんと調べれば良かったかなと、今更ながら思ってはいますけどね。
ただnoteはnoteで、何かしらの疑問を抱いていた可能性は捨てきれません。
現に今も始めてみる気持ちが全く湧いてきませんし。

……恐らく私の場合、理屈抜きにnoteに興味がないのかもしれませんね。
決して安くないお金を払ってまで、こんなブログをせっせと頑張って作っているのも、純粋に興味があるからこそ。それ以上でもそれ以下でもない自信がありますw

あくまでパトロンサイトは、ブログとしては使い辛いというだけの話。
ちゃんと収益化を前提として運用すれば、創作活動の意欲が増すことは間違いないですね。
そこを勘違いしないでいただきたいと切に願っています<(_ _)>

……で、私の場合はこうして、独自ドメインを使ったブログに戻ってきたわけですw
それは当ブログの自己紹介をご参照ください。
(下記に関連記事を載せておきます)
ちょっとしたストーリー仕立てとなりましたが、今後も一つよしなに<(_ _)>

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